こんにちは、Kです!
今回は、先週開かれていたインテリアライフスタイル展や
その日の夜に開かれたプレス会の様子をお届けしますね♪
カラーワークスのスタッフだけでなく、
FARROW&BALLの英国本国スタッフも来日し、
全員で臨んだ今回の展示会のテーマは、こちら。
FIND IT
PAINT IT
LOVE IT
『眠っていたものを探しだし、甦らせ、より大事なものへと生まれ変わる』
古くなったおうちの壁はもちろん、
色あせたお気に入りの家具やおさがりのキッズチェアなど、
おうちの倉庫に眠っている思い出いっぱいの小物たちはありませんか?
もので溢れる世の中をもう一度見直し、
今あるものや古くなったものを大切にする時代が始まる今、
そうしたものに、再び命を吹き込み、
新たしいものに生まれ変わらせましょう、という事が主旨となりました。
イギリスでは今、ただ単に古いものをリサイクルするのではなく、
古いものに新しい価値を付ける"アップサイクル"が流行しているそうです。
その命を吹き込むツールとしてデザイナーなどに使われているのが、
FARROW&BALL(以下F&B)のペイントや壁紙なんです。
トラッドで、きっちりしているイメージのあるF&Bではありますが、
新しいものだけではなく、今まで使ってきた時代を感じる古いものさえも、
また愛せるものへと昇華させてくれるツールとして、
今回は、ペイントの新色9色と壁紙の新柄4柄(各5パターン)を揃えて発表しました。
それが、先日丸2日かけて完成させたブースなんです♪
期間は3日間ではありましたが、いつもお世話になっているお客様をはじめ、
来たことはないけど知ってた!という方や、
初めてカラーワークスやF&Bの事を知った、と言う方たちまで
本当にたくさんのお客様にご来場いただきました!
ありがとうございました。
うちのスタッフがお一人お一人とお話ししていて感じたのは、
やっぱり皆さん、現状に満足している人はいないという事。
住まいをはじめ、生活空間のおける「本当の価値」ってどんなことなんだろう、、と、
アンテナを張り、探している人がたくさんいらっしゃいました。
そうした声に対応していただいたり、
今回おこなった販売代理店の募集説明会でお話ししていただいたのが、
BOSSと一緒に写っている、このお二方♪
もうずっと日本の担当をしてくださっているセールスマネージャーのジョンさん(左)と、
F&Bの色や柄を決めている(!)クリエイティブマネージャーのチャーリーさん(右)☆
ジョンさんと言えば、このブログでも何度か登場したことはありますが、
一番印象深かったのは、東日本大震災の時のこと。
彼は、震災の状況を知るや否や、
ロンドン中のいくつものF&Bショールームを自転車で周って、
日本への義援金を集めてくれました。
そうした行動を知った他のスタッフさんたちも、
それぞれクッキーを焼いて売ることで、義援金をつくり支援してくれました。
スタッフの誰もが当たり前のように行動してくれた、F&Bってそういう会社なんです。
私たちは、F&Bの商品のクオリティの高さも好きですが、
こうした会社のマインドに惚れ込んでいるからこそ商品を扱っている、
そう言っても過言ではないと思います。
そんなジョンさんとチャーリーさんも一緒に参加した
夜のプレス会の様子も少しお伝えしましょうね♪
海と陸を繋ぐ大人の空間で、F&Bの世界を堪能していただきました。
お食事の下には、F&Bの新作の壁紙 JASMINEをテーブルクロスにしたり、
会場のいたる所に、F&Bのディスプレイを。。。
BOSSが手に持っているこのカードは??
実は、新作の9色の色を表してるカードなんです♪
カードを返してみると、そこには9色それぞれのストーリーが書かれています。
例えば、BOSSが手に持っている爽やかなブルーの色。
これは、No.280 St Giles Blue(セントジャイルズブルー)と言う新しい色ですが、
"17世紀の英国ウィンボーンのセントジャイルという街にあるホールで、
実際に使われていたブルー"ということが記されているんです。
F&Bの色は、132色全ての色にこうしたストーリーが隠されているんですよ。
色だけ見ても「素敵!」と思ってしまうのに、
その色の背景を知ると、もっともっと好きになっちゃうんですよね♪
さて、その他にもこのプレス会ではもうひとつ目玉イベントが☆
上の方でお話しした"アップサイクル"、これを会場でやってしまおう!と、
カラーワークスのペイントディレクター田島さんに登場してもらい
F&Bを使ってキャビネットをペイントしていってもらいました!
(ちなみに、今更な話ではありますが、
F&Bのペイントは臭いがしないことで有名なので、お食事しているそばでも不快感ゼロ!)
上の方は、参加されたお客様に手伝ってもらい、
簡単にできてしまう塗りやすさ、色の綺麗さなどを体感してもらいました!
「じゃーん!完成です!!」
という、田島さんとチャーリーさんの茶目っ気のある笑顔が最高です(笑)
今回はキャビネットを塗っていますが、その対象は何だっていいんだと思います。
例えば、いまKが思いつくだけでも、
私の自宅には、小さな木の木馬、古いミシンや椅子、
Kが生まれたときから使っている子供用のタンス、レンガを貼った壁など、
アップサイクルできそうなものがいくつか思い浮かびます♪
何も全部ペイントしなくてもいいんですよね。
いらなくなったら捨てて、新しいものを買うのではなく、
アップサイクルすることで、改めて大切なものとして生まれ変わらせる。
もう一度、大切にしていた気持ちを思い起こさせる。
そいういう時代に、確実に変化してきているのでしょうね。
皆さんのおうちの中には、そんなものはありませんか??
愛着を持っていてなかなか捨てられず、
でも、そのまま使うには古くなってしまったもの。
自分でペイントや壁紙を貼ることで、生まれ変わるかもしれませんよ♪
さて、最後に。
この日プレス会に来た方たちに持って帰っていただいたお土産の一つに、
F&Bのロゴをあしらったどら焼きをご用意してみました☆
なんとまぁ、愛着がわく可愛さ♪(笑)
決して、完璧な円や、カッチリした焼印じゃありませんが、
人の手で作った親しみと想いを感じるからこそ、
大切に食べたくなりませんか??
今日何度か出てきていた『これからの時代』というやつは、
きっとこのどら焼きと、そう大して変わらないのだろうと思います。
日本でのペイント文化はまだまだこれからですが、
このどら焼きのような仲間が、
どんどん広まったらいいなと思ったイベントになりました♪
Staff.K