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Farrow&Ballから待望の新色11色が発表!環境を意識したネイチャーカラーが新登場!
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このニュースを楽しみに待っていらっしゃる方も多かったのではないでしょうか。
先日、環境に徹底して配慮した塗料や壁紙の製造で、サステナブルな家づくりを支える英国の老舗塗料ブランドFarrow&Ballから、新色11色が発表されました!
Farrow&Ballの新色は、いつもファンだけでなく世界中のインテリア愛好家たちが注目をしているほど素晴らしい色が発表されるので、楽しみにしている人が多いのですよ^^
今回はこの新色11色と、このタイミングで同時に30年ぶりに大幅リニューアルされたカラーチャートについてご紹介をします。
Farrow&Ballの新色の詳細はこちらからどうぞ
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1.サステナブルなFarrow&Ballがいまの時代に発表した新色
3.30年間変わることのなかった塗料のカラーチャートが同時リニューアル!
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1.サステナブルなFarrow&Ballがいまの時代に発表した新色
設立以来、最高の素材と伝統的な手法を使って生産を続けるクラフトマンシップを持ち続けているFarrow&Ball。
環境に配慮した生産やリサイクル可能な材料の使用といった責任ある業務まで、品質を損なうことなく地球への影響を減らすことに尽力しており、その企業努力も世界トップレベルを誇ります。
そんなFarrow&Ballが発表した新色は、環境を意識したネイチャーカラー。
喜びや快適さ、さらにリフレッシュの瞬間などからインスピレーション得ており、心を落ち着かせる繊細な色合いからエネルギーを生み出すような色合いまで、お住まいを五感でお楽しみいただける色が揃いました♪
Farrow&Ball独特の豊かさや色の深み、そして日光や照明光などの光に驚くほど繊細に変化する新色をお楽しみください。
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2.環境を意識したネイチャーカラーが揃う新色11色
それでは新色11色をご紹介していきます!
No.300 STIRABOUT(スターラバウト)
Farro&Ballのニュートラルカラーは本当に豊かで、色数も多く、繊細な色味が揃っているのですが、この写真の壁に使用されているStiraboutもまた、人気色として多くの方に使っていただけそうな色です^^
Stiraboutは、アイルランドで何世紀にもわたって好まれてきたアイルランド発祥のオートミールにインスパイアされた色になります。
(左)FARROW&BALL No.300 Stirabout(中)No.293 Jitney(右)No.25 Pigeon
少しのくすみと暖かさを感じさせる明るめのニュートラルカラーで、同じく温もり感のある赤みのベージュNo.293 Jitneyと濃淡を作っても素敵ですし、緑みを帯びたグレーのNo.25 Pigeonとあわせると洗練された雰囲気を醸し出してくれます。
No.301 EDDY(エディ)
No.301 Eddyは、スイマーたちが自然のジャグジーとして楽しんでいた海流の色からインスピレーションを受けて名付けられたグレイッシュなグリーンです。
自然の水域で感じる水流やちょっとしたさざ波などの中で泳ぐワイルドウォータースイミングを丁寧に表現している色です。
(左)FARROW&BALL No.301 Eddy(中)No.292 Treron(右)No.18 French Gray
No.292 TreronやNo.18 French Grayのような緑みを感じるニュートラルカラーと合わせることで、穏やかでナチュラルな雰囲気をもたらしてくれるでしょう。
No.302 TAILOR TACK(テイラー タック)
Tailor Tackは、オートクチュールのアトリエで使われている鋲を打つ作業(日本でいうしつけ糸でしつける作業)を表現した色です。
ピンクの中で最も淡く明るい魅惑的な色合いで、クリアな色ですが少しオレンジみを帯びているので暖かさを感じやすいピンクです。
(左)FARROW&BALL No.302 Tailor Tack(中)No.241 Skimming Stone(右)No.204 Pale Powder
No.241 Skimming StoneやNo.204 Pale Powderとあわせると、明るく淡く可愛らしいスキームでやわらかな空間を作ることができます。
No.303 TEMPLETON PINK(テンプルトン ピンク)
Templeton Pinkは、ロンドン南西部にある築 240 年のジョージア様式の邸宅を数年かけて改装したときに、ダイニングルーム用に開発されたベージュピンクです。
大邸宅のテンプルトンハウスは、建築当時この邸宅の持ち主がウェッジウッド社の創設者であるジョサイア・ウェッジウッドのためにデザインしたことで有名だったそうです。
改修時、他のお部屋やホールなどにもFarrow&Ballの塗料がたくさん使われていますが、とくにこのTempleton Pinkは、ウェッジウッドの飾り額が引き立つよう作られたという歴史を感じさせる色になっています。
(左)FARROW&BALL No.303 Templeton Pink(中)No.300 Stirabout(右)No.301 Eddy
Templeton Pinkは、今回新色として一緒に発表されているNo.300 StiraboutやNo.301 Eddyとあわせることでより色の温もりが引き出され、リラックス感が増してくるでしょう。
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No.304 BAMBOOZLE(バンブーズル)
炎のようなレッドは、もともと海賊の欺瞞を表現するのに使われた名前。
冒険心にあふれ、どんな部屋にも喜びを与えてくれるのにぴったりなカラーです!
Bamoozleはもともと「だます」「おちょくる」「いたずらする」「策略やお世辞でだます」という意味があることから、赤のいたずら心、楽しさ、エネルギーを現した色に^^
(左)FARROW&BALL No.304 Bamoozle(中)No.30 Hague Blue(右)No.310 Beverly
エネルギッシュなBamboozleとNo.30 Hague Blueや同じく緑系統の新色 No.310 Beverlyのようなダークな色を合わせることで、アーティスティックな空間を演出してくれるでしょう。
No.305 HOPPER HEAD(ホッパー ヘッド)
Hopper Headは、縦樋(たてどい)の上部にある雨水を受けるための鉄製の素敵な容器にインスパイアされた黒とグレーの中間の色です。
黒ほど強くないダークグレーのHopper Headは、壁に塗るのも素敵ですが、ドアや窓枠、棚などの建具にも使いやすく、ドラマチックな空間に仕上げてくれます^^
(左)FARROW&BALL No.305 Hopper Head(中)No.277 Dimpse(右)No.306 Selvedge
なかでも、クールで青みを感じるホワイトのNo.277 Dimpseや同じ新色で青みのグレー No.306 Selvedgeをあわせると、スマートで重厚感を感じるモダンな印象の空間となるでしょう。
No.306 SELVEDGE(セルビッジ)
「セルビッジ」とは、布の端のほつれを止めるクローズドエッジのことを指し、昔ながらのシャトル織機で織られた貴重なデニムから名付けられました。
落ち着いた色味のブルーグレーで、新色の中でも人気の高いSelvedge。
寝室などの空間に取り入れると、空間によく馴染み、綺麗な光の陰影を作り出してくれます。
(左)FARROW&BALL No.306 Selvedge(中)No.289 Inchyra Blue(右)No.305 Hopper Head
Selvedgeは、同じく既存のカラーの中で人気の高いNo.299 De Nimesを明るくした色味にあたり、No.289 Inchyra BlueやNo.305 Hopper Headとあわせると大人っぽくなり、洗練されたカラーコーディネートに。
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No.307 KITTIWAKE(キティウェイク)
Kittiwakeは、明るい日光の下で見るにぎやかな海鳥(キティウェイク)の羽ばたく翼の内側の色からインスピレーションを得た、清涼感のあるブルーです。
清涼感がありながらもほんの少しだけ黒を含んでいるので、こっくりとした穏やかさとリラックス感を感じさせてくれます。
ステンレスなどとも相性が良いので、キッチンなどに取り入れるとすっきりした空間を作れそうですね!
(左)FARROW&BALL No.307 Kittiwake(中)No.31 Railings(右)No.308 Wine Dark
黒に程近い青に近い色合いのNo.31 Railingsや青紫寄りの新色のブルーであるNo.308 Wine Darkとあわせることで、爽やかながらもシャープさも感じるモダンな雰囲気をもたらしてくれるでしょう。
No.308 WINE DARK(ワイン ダーク)
Wine Darkは、詩人ホロメスの詩にも使われている言葉で、真夜中の空からインスピレーションを受けたスピリチュアルな濃紺。密な空間を演出するのに最適です。
暗めのお部屋で使うとより深みを増し、キャンドルの光のもとで見るとグラマラスで大人っぽい特別な空間を演出してくれます。
(左)FARROW&BALL No.308 Wine Dark(中)No.89 Lulworth Blue(右)No.307 Kittiwake
同じ青系統のNo.89 Lulworth BlueやNo.307 Kittiwakeで濃淡をつくることで、統一感を感じさせつつ爽やかなリズム感をもたらしてくれることでしょう。
No.309 WHIRLYBIRD(ワーリーバード)
ワーリーバード(別名:ヘリコプターシード)と呼ばれる植物の種をご存知ですか?自然愛好家に親しまれている翼のような形の種で、Whirlybirdはここからインスパイアされました。
まるで自然の中にいるような心地の良さを感じさせてくれ、朝の光のなかで明るく爽やかに空間を彩ってくれそうなグリーンです。
(左)FARROW&BALL No.309 Whirlybird(中)No.310 Beverly(右)No.2010 James White
同じ新色でより濃い緑色のNo.310 Beverlyや、仄かに緑みを感じるホワイトのNo.2010 James Whiteとあわせると、まるで本物の植物や自然に囲まれたように感じる雰囲気を醸し出してくれるでしょう。
No.310 BEVERLY(ビバリー)
No.306 Selvedge同様、新色の中でも人気が高く清涼感を感じるBeverly。
どちらかと言うとやや暗めのグリーンですが、リアルな植物の色味にとても近い色です。
ここ近年の世界のトレンドカラーでも植物や自然を連想させるグリーンがずっと入っていますが、Beverlyもまた家の中に外の自然の雰囲気を運んでくれるような色です。
(左)FARROW&BALL No.310 Beverly(中)No.201 Shaded White(右)No.291 School House White
少しオレンジがかったNo.201 Shaded WhiteやNo.291 School House Whiteとあわせることで、格式ばったBeverlyの印象が和らぎ、居心地の良い空間を作れます♪
ちなみに、この色はFarrow&Ballに最も長く勤務した今は亡きスタッフの一人に敬意を表して名付けられました。
Farrow&Ballの色名には、他にもマーケティングのトップであるシャーロットさんから名付けられたNo.268 Charlotte’s Locksや色の専門家であるカラーキュレーターのジョアさんから名付けられたNo.226 Joa’s Whiteなど、スタッフの名前からつけた色がいくつか含まれているのです♪
洗練されたカラースキームを提案したり、地球環境のことに熱心に取り組む姿勢も素晴らしいですが、スタッフや地元を大切にする暖かい企業であるところもFarrow&Ballが愛される一因なのですよ^^
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3.30年間変わることのなかった塗料のカラーチャートが同時リニューアル!
今回、この新色の発表と共に、Farrow&Ballのペイント色見本帳「カラーチャート」のデザインが大幅にリニューアルされました。
裏面には、各色のカラーストーリーが記載されカラーコーディネートの一例が紹介されていたり、各色にあう「ホワイト」も一目でわかるようになったため、より色が選びやすくなっています♪
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