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誰かのために色を贈る時代
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こんにちは、Kです!
先日、夜ご飯を食べながら、先輩とゆっくり話す機会がありました。
残念ながら、ウキウキするような恋愛の話しではなく;
日本のペイント文化についてなんですけどね(笑)
実はここ最近、COLORWORKSの周辺では、
結婚をしたり、子どもが出来たりする人たちが、とっても増えているんです。
街を歩いていても、小さい子供を連れたお母さんやお父さんの姿を
心なしか、よく見かけるようになってきたように思います。
そういうお父さんやお母さんたちが、
お客さまとしてショールームにいらっしゃる例もまた増えています。
新しい家族のために、新しい仲間のために・・・
そんな気風が日本にうまれつつあるのかな、
もしかしたら、自分の心地よい空間作りだけではなく、
一歩前進して、
誰かのために、色を贈る時代に変化してきてるのかもしれないね、と
話しをしていました。
その例は、家族という最小単位のグループだけでなく、
『地域のコミュニティ』という大きな規模でも起こりつつあると思います。
カラーワークスでは、昔からペイントを通じて、
Be happy projectという活動をしているのですが、
まさにこの活動で関わっている皆さんが、
そうなのではないかと思うのです。
この活動は今でも、何度かブログを通じてご紹介してきましたが、
ここ最近も、カラーワークスのペイントを使って、
東北の皆さんと一緒に、仮設住宅の椅子や机、
また、公園の遊具をペイントした仲間がいるので、
今回は、3例ご紹介させていただきますね^^
ひとつめは、DIYCITYの山田さんと、
東北をずっと支援し続けているハワイチーム。
上のBe happy pinkを使って、
3.11のあと、仮設住宅地区で使われている机やベンチに
一度塗ったペイントのメンテナンスとして、
綺麗に塗りなおしていただきました。
ハワイチームのMiltonさん、Derekさん、Kurtさんには、
実は直接お話しを聞きに行ったんです^^
すると皆さん、Be happy pinkを見て、
「すごくハッピーになれる、ベストなピンクだ!」と、
嬉しいコメントもいただきましたよ♪
色から感じるハッピーなイメージって、
国境を超えるんだなと感動しました☆
(ちなみに、とっても塗りやすいペイントだ!とも♪
本場の方に言われて嬉しいです)
ちなみに、塗ったテーブルを囲んでランチを食べたり、
一番最初に塗ったベンチのペンキも、
新しく直したりと、被災地の皆さんと一緒に作業をされたそうです。
仮設住宅の皆さんと一緒に。
色でもっともっと元気になりますように。
また、こちらはGARAGE6142の白井糺さんが活動しているプロジェクト。
ペイントを使って、DIYで子どもたち向けの小屋を作られたんです☆
ボランティアで参加した皆さんと一緒に、木を切ったり、
ペイントを塗ったりとチームワークで作業していきます。
こうして外壁部分が並んでいるだけでも、
カラフルで楽しい気分に☆
できあがった小屋がこちら。
さっそく子どもたちが中に入って遊んだり、
ペイントをした木のブロックを使って遊んでみたり。
その笑顔が最高です♪
子どもたちは、カラフルで元気な色が大好き!
テンションの高い色に触発されて、
みんな元気よく遊んでいますね~♪
3つ目にご紹介するのは、南相馬市内の公園を
つい半月前に塗り替えたARTS for HOPEさん。
毎月1回、東北に出向き、地域の皆さんと一緒に
ペイントをはじめとした活動をされています。
ちなみに代表の高橋さんは、
昔からのBOSSの友人でもあるのですが、
それこそBe happy projectが始まるきっかけとなった
ペイントを使ったボランティア活動を通じて知り合ったと聞いています。
今回は、311以降に一度塗った公園の
ペイントのメンテナンスとして使われました。
できあがった公園の写真を頂きましたが、
こんなに可愛い色で塗られていますよ♪
単純に、赤青黄色といった色ではなく、
ヨーロッパにありそうなちょっと可愛くて楽しい気分になる!
そんな色をチョイスされてペイントされました☆
かなりの面積があるので、きっと大変だったと思います。
でも、高橋さんから、
できあがった後の公園をみた近隣の方が、
「人口が減った公園がきれいになって嬉しい」t、
涙ぐんでいたというお話しや、
ペイントをお手伝いしてくれた子どもたちが、
「綺麗になった公園で明日一緒に遊ぼうねー!」と言っていた
というお話を聞きました。
こういうことを聞くと、
出だしの話しとやっぱり重なってくるな、と思うのです。
どこの地域の活動も、自分たちのためだけでなく、
「子どもたちが喜ぶ顔が見たいから」
「一緒に過ごすコミュニティの人たちに、
気持ちよく使ってほしくて」と言うように、
誰かが、誰かの事を思いながら色を塗ることが、
ひとつの文化になりつつある、
という事に繋がっているのだと感じます。
最後に、先ほどの仮設住宅でもそうでしたが、
大震災が起きてから、すでにペイントのメンテナンスが必要なくらい
長い時間が経っているのに、
いまだ復興が進んでいないということも、
知っていただければと思います。
これからも、想いがこもった色ひとつひとつ、
被災地の皆さんに、笑顔と一緒にお届けできるように。
Be happy !
Staff.K