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NETABAが生まれるまで
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★★★CHECK!! INFOMATION★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
6月日程 ⇒ 4日(土)・8日(水)・25日(土)・28日(火)
10時半~12時/お一人 1800円(税込)/要予約
■お申込み・お問合せ/tel.03-3864-0810 担当:カラーワークス 渡邉・谷
※詳細はこちら → お申し込みの際のチェックポイントや予約状況など
≪毎月16日開催 色の日セミナー☆カラーテクニックを身につける≫
6月日程 ⇒ 6月16日(木) 10時半~/東神田ショールームにて開催
■お申込み・お問合せ/tel.03-3864-0810 担当:カラーワークス 永井
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こんにちは、Kです☆
先日のパレットパーティとともにオープンしたNETABA。
すでにC&Cフィニッシングアカデミーをはじめとした
ものづくりや壁づくりを提案する場所として動き始めています。
このNETABAが入る清澄白河という下町は、
今クリエイティブな人たちが集まってきたり、
美味しい珈琲、フードをたしなめる場所として注目を浴びています。
その風情は昔とかわらず都民に愛され、
空が広く、心地いいリズムで時間が流れていく場所です。
そんな土地柄が気に入り、
一緒に立ち上げたHusのぺインター田島さんともじっくり話しを進めて、
ここに入ることに決めました。
東神田ショールームもそうですが、
アップサイクルを提唱しているカラーワークスにとっては、
とても自然な選択だったと思います。
そのNETABAができる前の姿がこちら。
時代を感じる床、壁、天井の色と廃れ具合、
・・・最高です♡
正直、こういう場所に出会えると萌えますよね(笑)
新築ももちろん好きですが、
ただ古いこのフロアがどう変えていくかと想像するのもまた、
たまらなくワクワクするものです^^
そしていよいよ手を入れていくことになります。
ここでは田島さんをはじめとした仲間の職人さんが直接手を入れ、
空間・配色についてはBOSSがプロデュースしました。
NETABAを作り上げていく上で、
田島さんとBOSSが共通のテーマとしていたのは、
ある種の“男っぽさ”。
ちなみに東神田ショールームは、
どちらかというと女性っぽさを感じることのできる場所ですが、
ここは例えば、男子のたまり場にもなれるような(もちろん女子たちも)、
そんな空間にしたのだそうです。
それは、配色をひとつみても感じることができます。
普通だったら併せにくい色や使いにくい配色を
チャレンジングに、でもセンス良く収まるように使われていて、
まるでペイントと色の実験室のようなんです☆
これって、“やんちゃさ”だったり、
“遊び心”に通ずると思いませんか?(笑)
東神田ショールームのHappyや楽しさを感じる配色や、
2FのFarrow&Ballショールームの
極めてシックで上質な配色とはまた違う、
ストリートっぽさを感じる色使いとでも言いましょうか。
実際、NETABAにはこんなものまであったりします☆
上の写真は、ペイントを施している最中のスケボーです^^
完成形がどういう風になるかは、もう少し下の方で♡
ところで、実験室のような印象そのままに、
NETABAの中にはペイントサンプルやテクニックがあふれています。
例えば、下の写真はシルクのようなきらめきをもつ
Moire(モアレ)を使った柱。
まるで、Moireのカラーチャートの1ページを
切り取ったかのようなんです^^
でも、これは紙の上ではなく、白くペイントをした柱の上。
来ていただければ、いつだってその質感を見て、
直接触れていただくことができます。
ちなみに、Moireはひとつのテクスチャー塗料としても優秀かつ美しいので、
柱は全て、それぞれ違う色系統のMoireで塗りました♪
さて、続いてご紹介するのがこちらのアートです。
NETABAのイメージを決定づけたアートといっても過言ではありません。
最近、ホビーショーでの壁画や
一緒にお仕事をさせていただいている
ぺインターでアーティストのLyさん。
Lyさんの作品は、独特の世界観を白・黒・グレーで表現するのですが、
まさにストリートに通ずる力強さを感じます。
ぺインターの田島さんもLyさん作品をみて、
ひと目で共感するものがあったそうです☆
ちなみに、Lyさんの作品は、
一つ一つが複雑に組み合わさってできていきます。
上の写真の状態から、完成が全く予想がつかないんですが、
下の方では、嬉しいサプライズが加わった
素晴らしい完成作品を紹介しているので、じっくり見ていってくださいね♪
そうして仕上がったのが、このNETABAになります。
前回のブログでも紹介しましたが、ここでも改めて♡
フロア自体はHipも多いですが、
Farrow&Ballや他のテクスチャ―ペイントを色々実験的に使っています。
調色機の後ろには、深い紫の色を。
前のブラックメタルな調色機や
すぐ隣にある白・グレーの仕切りとの相性も抜群です☆
ちなみに紫は、下の事務所スペースでも使っていますが、
上よりも少し赤みを帯びた色で。
ここも窓枠、机の脚、棚の黒とあわせて、かっこよさを際立たせています。
窓の大きさ、床のコンクリートの明るさ、天井の抜け感があるので、
これだけ強い色を使っていても圧迫感はないんですよ。
夜になると逆に、電球色と掛けあわされ、
包まれるようなしっとりとした雰囲気になるのも特徴なので、
思いきり暗い色をインテリアに取り入れるのはアリですよ^^
また、下のリビング風のミーティングスペースについては、
ミュージシャンのスタジオのような雰囲気を出したかったと
田島さんから聞きました^^
強いオレンジの壁に併せているのが、
明るめの木製のデスクやカジュアルなファブリックなら
女子っぽさが出てくるのだと思います。
でも、ここでは黒をベースとした家具類に、
まさにスタジオに敷いてそうなペルシャ絨毯をあわせています。
ぐっと男っぽさが醸し出されていますよねw
上に行くのが、ちょっとためらわれるようだった階段も(笑)、
強い赤を入れることで、バキッと映える空間に変わりました☆
気になっていたスケボーも、この通り♪
NETABAのネームがかっこよくペイントされてディスプレイされていました☆
ザラザラした表面に併せたペイントとムラのある塗り方が粋です><
ところで、このNETABAにはひとつ秘密があるんです。
これは、BOSSが仕掛けた視覚のテクニック。。
まずは写真をご覧ください。
気づきましたか???
わからない方は、もう一度上からやりなおし!
・・・なんて嘘ですw
答えは、ボーダー。
壁の柄として、ボーダーが多様されいるのがわかるでしょうか。
実は古いビルだけに、タイルをはがした床が真っすぐではない箇所があるらしく、
このボーダー柄をいれることで、
ちょっと不自然な体感を視覚で補正しているそうです☆
実際、ほとんどわかりません。
私たち、カラーワークスのスタッフですけど、
聞いたときはびっくりの効果だったので、ぜひ皆さんも体験してみて下さい。
この不思議さを分かち合いたいです(笑)
そしてもうひとつ。
大きな大きなLyさんの完成したアートが。
モノトーンの世界が、NETABAにとっても馴染んでいます^^
あと、嬉しいことに作品中のビルに、こんな看板をつけてくれました♡
なんて嬉しい!!ありがとうございます♪
これだけの空間にたくさん色を入れていくのはとても難しいので、
何もかもすんなり決まったわけではありません。
オープンまで時間がない中、
アイデアを振り絞ったり、バランスをみて塗り直しをしたり、
そうしてできあがったやんちゃで愛おしい空間です♪
これから、NETABAには
きっとたくさんのお客さまがいらっしゃいます。
この遊びのある空間を体感することで、
皆さんの中のインテリアカラーの幅が広がったり、
理想の部屋を想い描くきっかけになったり、
色やペイントがどうこう言う前になんかついつい来ちゃうw、
そんな場所になれたらとても嬉しいです♪
では、NETABAで会いましょう!
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C&Cアカデミー NETABA 3F東京都江東区常盤2-2-12******************************
Staff.K