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[選んだ色は、目次5〜7でご紹介しています]
※ブラウザによって色の見え方が変わります。
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近年、賃貸でもカラークロスや柄クロスが増えてきましたが、
日本では未だビニールクロスが主流の賃貸マンションやアパート。
退去の度にかかる経費を考えると断然おすすめはペイントですが、
事例が少ないため実態がわからない方も多く、そのハードルは高いようです。
今回のブログでは、そうした中で英国の最高級ブランドFarrow&Ballを採用した
新築賃貸マンション『apartment 56』をご紹介したいと思います。
またオーナーの古川様には本音で語りにくいコスト面についてもお聞きしたので、
賃貸経営をされているオーナー様は、ぜひチェックを☆
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1.きっかけはご自宅でのDIY
オーナーの古川様がapartment56で塗装の壁を取り入れたきっかけは、
新築で建築する前に経験されたご自宅でのDIY。
DIYで賃貸のメンテナンスも楽しく手軽にできそうだという点や
実際にペイントされた空間で生活することの心地よさなどを体感した上で、
建築予定だったapartment56に、塗装の壁を取り入れることを決定されました。
ご自宅の色選びの際はカラーサポートもご利用されましたが、
その時にFarrow&Ballの格別な色や仕上がりの質感の美しさ、
人や環境へ配慮された安全性や類まれな機能を知り、気に入って下さったそうです♪
ちなみにこのマンションの名前『apartment56』の数字ですが、
丁目や番地等ではなく、建築した土地に住んでいて103歳まで長生きされた
奥様方のお祖父様のお名前である『五六』さんが由来とのこと!
感謝の気持とそこにお祖父様がいた記憶がずっと残るようで素敵ですね♪
☆カラーサポートのページへ
https://www.colorworks.co.jp/service/color-support/
2.丁寧な色選びが、他物件との差別化に
今回、apartment56の各住居には、
リビングか寝室+トイレの2つの空間にペイントをしており、
ショールームスタッフの前田さんが担当し、一緒に色を選ばせて頂きました。
決定した色についても、古川様から
「ありがちなものではなく、色の組み合わせが重要だと考え
カラーワークスに依頼しました。
今までの経験やトレンドを考慮した色を考えていただいたことで、
他の物件との差別化ができたことがよかったです」
と言う嬉しい言葉をいただきました^^
また、古川様はこのようなこともコメントされています。
「同じ賃料であれば、より魅力的なものを選ぶのでは。
ペイントで空室対策ができれば賃料下落スピードもある程度抑えられそう。
最近は内見がオンライン内覧なども出ており、WEBで印象付けることも大切」
確かに、同じような価格帯の同じようなお部屋がパソコンに並んだら、
どうしたって丁寧な色選びをした住居の方が目に飛び込みやすくなります♪
色を取り入れるだけで、近隣の他物件と差別化を図ることに繋がるので、
ペイントは物言わぬ営業マンとして、とても有効ですよね^^
3.目の前のコストよりランニングコスト
古川様が、一番魅力に感じていらっしゃったのがコスト面。
今回ビニールクロスの工事の諸費用について考えや実態をお聞きしたところ…
・クロスの張り替え費用は、1,100円/㎡
・汚れがひどい時には、完全な張り替え(おそらく5年周期程度)だが、
それ以外はクロスクリーニングと管理会社から聞いている
・クリーニングのみだとしても、600円/㎡
・もし自分でやった場合はペンキのコストのみであまり変わらない
・ペイントについては2面程度から始め費用対効果を検証していくが、
将来的にはクロス張替えのタイミングで他の部分もカラーワークスペーパーにする
とのこと。
以上のことから、
「目先のコストと手軽さだけで考えればビニールクロスだけど、
ペイントにすることでクロスの張替え時の廃棄物の削減であったり、
塗り替えるだけで雰囲気を変えられたりと、
これからの生活スタイルにとてもあっている」と考えられたそうです。
ランニングコストでこそ、ペイントのコスパの良さが活きてきますね!
4.任せて安心の塗装工事とメンテナンスの手軽さ
今回のapartment56では、以下の工事を承りました。
・ペイント下地クロス カラーワークスペーパーの貼り
・ペイントの塗装(リビング1面 or 寝室1面 + トイレ)
インテリアの塗装ができる職人さんは非常に少ないため、
通常は職人さんを探すのも一苦労されるかと思いますが、
カラーワークスには、日本全国にドリームチームという職人さんの仲間がいます^^
地方の物件であっても、お気軽にご相談いただければと思います。
また、一度カラーワークスペーパーを貼ってしまえば、
その後はオーナー様でも簡単にDIYでメンテナンスをすることができます。
初心者だけど塗り方を覚えたいという方は、
現在カラーワークスでペイントレッスン等もしていますので、
こちらもあわせてチェックしてみてください♪
☆ペイントレッスンページへ
https://www.colorworks.co.jp/workshop/events/categories/know/
5.apartment56のカラープランと1階の住居
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[選んだ色/1階の4部屋]
(図面左上寝室)FARROW&BALL No.251 Churlish Green
(図面左上トイレ)FARROW&BALL No.244 London Clay
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(図面右上寝室)FARROW&BALL No.284 Worsted
(図面右上トイレ)FARROW&BALL No.268 Charlotte’s Locks
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(図面左下リビング)FARROW&BALL No.299 De Nimes
(図面左下トイレ)FARROW&BALL No.31 Hague Blue
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(図面右下リビング)FARROW&BALL No.289 Inchyra Blue
(図面右下トイレ)FARROW&BALL No.272 Plummett
※ブラウザによって色の見え方が変わります。
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すべてのお部屋の色を住む方にあわせて考えたapartment56。
それでは、さっそく1階の図面を見てみましょう。
やはり1階だけに男性の割合が多いため、
明るさが暗めのかっこいい大人の色の割合が多く見えますが、
穏やかだったり、インパクトがあったり、落ち着いている色と合わせることで、
より個性的な動きのある空間づくりができています♪
上の二部屋は北向きの寝室、下の二部屋はリビングです。
インテリアのライフカラースタイリストの資格を保有するスタッフの前田さんが、
それぞれ窓の方角も考慮し、陽光の色にあわせた色選びをしています☆
使用色:FARROW&BALL
左上寝室/No.251 Churlish Green 右上寝室/No.284 Worsted
左下リビング/No.299 De Nimes 右下リビング/No.289 Inchyra Blue
また、トイレも個性的な空間に。
床材は全て同じ建材を使っていますが、上の壁の色が違うだけで、
シャープに見えたり、グレーだけど暖かく見えたりもしますね。
使用色:FARROW&BALL
左上トイレ/No.244 London Clay 右上トイレ/No.268 Charlotte’s Locks
左下トイレ/No.31 Hague Blue 右下トイレ/No.272 Plummett
寝室にNo.251 Churish Green、トイレにNo.244 London Clayを使っているお住いです。
同じ空間に2色の壁が見えるだけで、おうちが楽しく感じますね^^
6.apartment56のカラープランと2階の住居
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[選んだ色/2階の4部屋]
(図面左上寝室)FARROW&BALL No.81 Breakfast Room Green
(図面左上トイレ)FARROW&BALL No.74 Citron
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(図面右上寝室)FARROW&BALL No.281 Stiffkey Blue
(図面右上トイレ)FARROW&BALL No.288 Vardo
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(図面左下リビング)FARROW&BALL No.82 Dix Blue
(図面左下トイレ)FARROW&BALL No.64 Red Earth
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(図面右下リビング)FARROW&BALL No.293 Jitny
(図面右下トイレ)FARROW&BALL No.89 Lulworth Blue
※ブラウザによって色の見え方が変わります。
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続いて2階の4戸です。
こちらは、どちらかというと20代の割合が多いのですが、
全体的にカジュアルで楽しげな印象を感じる配色が多いですね☆
使用色:FARROW&BALL
左上寝室/No.81 Breakfast Room Green 右上寝室/No.281 Stiffkey Blue
左下リビング/No.82 Dix Blue 右下リビング/No.293 Jitny
1階に比べると、鮮やかな色が多く使われている2階のお住まいのトイレ。
入るだけで陽気な気分にさせてくれますね!
使用色:FARROW&BALL
左上トイレ/No.74 Citron 右上トイレ/No.288 Vardo
左下トイレ/No.64 Red Earth 右下トイレ/No.89 Lulworth Blue
寝室にNo.81 Breakfast Room Green、トイレにNo.74 Citronのあるお住まい。
黄色と緑は色が割と近いため、鮮やかではありますが
リラックスしながらも明るい気分にさせてくれるお部屋となっています☆
7.apartment56のカラープランと3階の住居
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[選んだ色/3階の4部屋]
(図面左上寝室)FARROW&BALL No.244 London Clay
(図面左上トイレ)FARROW&BALL No.254 Pelt
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(図面右上寝室)FARROW&BALL No.47 Green Smoke
(図面右上トイレ)FARROW&BALL No.231 Setting Plaster
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(図面左下リビング)FARROW&BALL No.218 Yellow Ground
(図面左下トイレ)FARROW&BALL No.86 Stone Blue
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(図面右下リビング)FARROW&BALL No.31 Hague Blue
(図面右下トイレ)FARROW&BALL No.265 Manor House Gray
※ブラウザによって色の見え方が変わります。
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同じく20〜30代が多い3階のうちひと部屋には、
近年のインテリアトレンドやFarrow&Ballをご希望されるお客様に人気の高い
No.47 Green Smokeというグリーンを寝室に塗ったお部屋も。
この階もジェンダーや年齢関係なく過ごせる、シックな印象に仕上がっていたり、
穏やかな色合いの中で過ごせる部屋があったりとバラエティに富んでいます^^
使用色:FARROW&BALL
左上寝室/No.244 London Clay 右上寝室/No.47 Green Smoke
左下リビング/No.218 Yellow Ground 右下リビング/No.31 Hague Blue
3階のトイレの色は人気色が多く見られますね^^
中でも注目なのは、左上のNo.254 Peltという暗めの紫。
こうした狭くて窓のない空間に塗るのは躊躇される方も多いですが、
ダークカラーならではの特徴である光の陰影がとても美しく映し出され、
大人のインテリアカラーの空間づくりを目指している方におすすめの色です♪
使用色:FARROW&BALL
左上トイレ/No.254 Pelt 右上トイレ/No.231 Setting Plaster
左下トイレ/No.86 Stone Blue 右下トイレ/No.265 Manor House Gray
ちなみに、これら全24色の一番最後まで決まらなかったのが左下トイレ。
最後迷いに迷っていた時に息子さんが「こっちがいい!」と指差したのが
No.86 Stone Blueだったそうです^^
大人一同その声に癒された上、息子さんにも色選びに参加していただけて
「とても嬉しかったです!」と担当した前田さんから聞いています☆
素敵なエピソードですよね♪
さて、全12戸の住居が入る賃貸マンションapartment56はいかがでしたか?
住まいによって取り入れる色が違うだけで、全然違うお部屋に見えますし、
色の印象によって、より一段と楽しいライフスタイルを過ごせそうですね!
また、色を取り入れるだけで、
他の物件とはまったく違う魅力的な物件に感じられたかと思います。
空室率の問題やコストのことなど賃貸経営は様々な悩みが付きないと思いますが、
『コスト減&魅力的な物件づくり』のためのペイント工事のご相談を
いつでも受け付けておりますので、お気軽にご相談下さい。
8.Farrow&Ballのカタログ請求・工事のお問合せ
無料カラーチャート付きカタログのご依頼はこちら ※Farrow&Ballブランドサイトに飛びます。
氏名:
賃貸オーナー 古川
住所:
東京
塗ったメンバー:
塗装工事
設計事務所:
大成建設
新築orリフォーム:
新築